日本妙好人協会

詳細ページ3130


金言金行集
2021年6月25日
 冬籠り

 古歌に、


 後の世と きけば遠きに似たれども

   知らずや今日もその日なるらん


 他國といへば、遠いやうなれど国境の家では

すぐちかき也。



 難波津(なにわづ)に咲くや この花冬籠(ごもり)

   今を春邊(はるべ)と咲くやこの花


 信心の人の一生は冬籠り也、人には知れざれ

ど、命終れば、花咲て往生する也。


    秀存語録より





金言金行集
2021年6月26日

 【なむあみだぶつ】


 なむあみだぶつ

 月日のごとく、朝日のごとく

 こころほやほや、身もほやほや

 ここで一服しませうや

 おもしろいな

 なむあみだぶつ、なむあみだぶつ。


   妙好人・さいちさん

 妙好人めぐり 5集(よび声社)
その他のエピソード⇒⇒詳細ページ3129へのリンク