日本妙好人協会

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ブログ
2020年6月30日
 鈴木大拙先生、柳宗悦先生、楠 恭先生そして

そのたすきを継がれて現代の妙好人研究者の

敬愛する菊藤 明道先生も皆様がオススメされ

一目を置かれる「信者めぐり」。

これは三田 源七老人(当時・青年)が真実の信心

を求め信心獲得できぬ胸のモヤモヤが苦になって

日本國中を歩き名高い同行・信者つまりは妙好人

さんや明師(名僧)を訪ねて廻る求道の旅であり

そこで縁を頂いた、同行明師たちによる

御法義話、名説法であり三田老人による、法悦録

備忘録的でもある大変に味わい深い、尊い、

珠玉の一冊といえよう。

その信者めぐりのあとを追って発行されたのが

この度、尊いご縁を頂いた、

三田老人物語〈全〉である。


         ・・・次回の日記に続く。

ブログ
2020年7月1日
今日から七月。

朝の天気予報で今日は「あばれ梅雨」だと言って

いた。 強風と強い雨が襲う、そんな意味であろう。


三田老人物語の話。

昨日のブログの続きになるが

三田老人は晩年に過ごされた京都・西本願寺近く

の「ふでや」という宿にて、御朋友・念仏の同行

なのか香川県高松市の中條たきさんが老人の

法悦録・備忘録として直接聞かれた話を編集され

て世に出されたのが、この御本である。

信者めぐりや、その他の妙好人関連の本などに

見られる物語もあれば、私が知らぬだけかも知れ

ぬが、初めて知る話も多かった。国立国会図書館にも

所蔵されてなかった。藤原 凌雪 旧蔵本ということで

希少珍資料といえよう!

青年の頃に求道の旅をされたあの三田源七老人

である。

生涯を通して求道と法悦のなむあみだぶつに

生きた人である。

そこには、純他力の徹底された、味わいから滲み

出る金言が散りばめられていた。

追って紹介させて頂こう!

ナムアミダブツ

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