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2019年9月19日 |
| 明日から彼岸に入る。 彼の岸である。西方のお浄土のこと。 彼の岸に対し我々がいるところは 此の岸。此岸（しがん）と云う。 あっちと、こっち である。 我らから観るとそうなる。 無分別の仏様の世界から観ると あっちもなく、こっちもなく・・彼岸もなし 此岸もなし 遠くもなく近くもなく 地獄もなく極楽もなくしたところが 本当の極楽である。 しかし、彼岸の時期は太陽が真西に沈むので 年間通しても夕焼けが非常に美しい・・・ あれが、極楽浄土かと圧倒されます。 たまには、のんびり夕やけ空に見惚れよう。 |
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2019年9月20日 |
| 西方の極楽浄土という。 仏教では、本来無東西と云う・・・ 本当のところ、西も東も無いんだと。 西もなく東もなく である。 御浄土を建立せられた、阿弥陀様に対して 我らが、西を向いて お念仏しようが東を向いて お念仏しようが、北を向こうが、南を向こうが そこが、真西（まにし）である。 私がそうしてるのでない・・・どこを向こうが そこが浄土の方角である様に、阿弥陀様が いつも、着いて離れず人生の方角違いする私を お助けし続けて頂いているのである。 故に、阿弥陀様のことを御真向き様と呼ぶ。 感謝しても しきれぬ御大恩であります。 |
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