金言 金行集 |
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2019年12月16日 |
わしは若い時から、後生の大事が苦になりて、 名處旧蹟参らぬ所もなく、名僧知識尋ねぬ 御方もなく、知識を尋ねて長崎まで渡つたが、 ただ誓願の不思議に助けられて往生を とぐるなりと信じて 念佛申すばかりであつた。 尾州大野の老僧(貞信尼物語) |
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金言 金行集 |
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2019年12月19日 |
五日も晝(ひる)の間別に障りがなかつたが、 夜の十時頃から苦しうなつて不眠の状に陥つた、 醫師(いし)の勧めにより其夜遅く諸方へ危篤との 発信をした。 楯吉 長男 郁太郎が水を呑ませると、貞信は大變 喜んで、水を呑む毎に、 唇をぬらす 末期の水筆を これ忘するなよ 南無阿弥陀佛 貞信尼さん |
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