金言金行集 |
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2021年6月11日 |
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弥陀は兆載永劫のあひだ無善の凡夫にかはりて 願行をはげまし、釈尊は五百塵点劫 (じんでんこう)のむかしより八千遍まで世に出で て、かかる不思議の誓願をわれらに しらせんと したまふを、いままで きかざることを はづべし。 安心決定鈔より(あんじんけつじょうしょう) |
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金言金行集 |
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2021年6月13日 |
浄土往生は、死後か在世中かという問題に触れ て見たいのである。 才市はこれを現世のものとして、死後などとは いわぬ。 ●わたしや、しやわせ、死なずにまいる。 生きさせて、まいる、浄土が、 なむあみだぶつ。 「なむあみだぶつ」 は、もともと、生きたもので、 死ぬことのないもの、即(すなわ)ち生死に 関せぬもの、それに引きとられた才市は、死して は浄土に往かぬのである。 浄土は茲土(このど)で 「持って」 いるの である。 妙好人 才市さん 浅原才市集 鈴木大拙編著より |
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