| 金言 金行集 |
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2020年1月18日 |
| 【うれしうなるのか（が） 他力と思ひ 嬉（うれし）ふおもう又自力 嬉しう成（なり・なっ）たや 自力又自力】 【悪でかためた悪人なれど 悪に気がつきや 皆御恩】 【こいよ こいよの御慈悲を聞かで やがて地獄の門に立】 【死（しぬ）る後生を 聞かざる内ハ かかる大事と露しらず】 妙好人・小武善右衛門の臼ひき歌集より |
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| 金言 金行集 |
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2020年1月21日 |
| 西方寺様はある時、少し訛（なまり）言葉で、 「吉兵衛殿、お前さんはエッピド（大そう、余程） 名が高くなってきたそうぢゃが、 聞いたになっていやせぬか、また聞こえたに なっていやせぬか。」 とお尋ね下された。 その時、 「聞こえましたとも申しあらわすことは 出来ませぬ。 また、聞こえませんとも申しあらわ すことは出来ません。」 と申し上げたところ、 「その通りのことであるワイのう。コレ吉兵衛殿、 仏法に逢うことは大切ないゾエ。」と、 ただ大切ない大切ないとばかり抑（おさ）えつけて 仰（おお）せられた。 物種吉兵衛語録（楠 恭 編著） |
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